木造建築– category –
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木造建築
昭和前期に建てられた木造住宅の使用木材種:広島県福山市松永町の民家の事例|May.2022
昭和前期に建てられた広島県福山市の木造民家を対象に、使用木材の樹種と利用形態を調査しました。マツ属は梁や造作材、スギは柱に多用され、部位ごとに使い分けられていました。地域の自然資源を活用し、資材不足の中でも強度と意匠性を両立していたと考えられます。省資源的な建築技術の好例として、持続可能な社会・生態システムの構築に資する重要な事例です。 -
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豪雪地にたつ伝統木造民家の構造材の樹種組成:長野県飯山市小菅地区の農家建築1事例|Mar.2017
2012年、長野県飯山市小菅地区の江戸後期築と推定される茅葺き民家の解体時に、104の構造材から試料を採取し、木材の樹種を同定しました。99部材から10〜11種が確認され、スギ、ブナ、アカマツが多く、垂直材にスギ、水平材にブナやアカマツが多用されていました。特にブナの使用は豪雪地の民家に共通する特徴だとわかりました。 -
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豪雪地域にたつ伝統木造民家の構造材にみる樹種選択 ―長野県飯山市柄山集落の古民家4事例―|Oct.2016
日本の豪雪地帯にある農村で築100年以上の伝統的民家4棟の構造材の樹種を調査しました。各民家には3〜4種、全体で5種の木材が使用されており、ブナ、ナラ、スギは全棟に共通していました。特に曲げに強いブナは梁や小屋組に多用されており、豪雪地では樹種ごとに用途を使い分ける傾向が示唆されています。 -
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豪雪地にたつ伝統木造民家の使用木材の樹種組成 : 長野県飯山市西大滝地区の古民家1事例|Mar.2016
この研究は、長野県飯山市西大滝地区にある築200年以上と推定される古民家を対象に、構造材として使用された木材の樹種を調査したものです。調査の結果、ブナやスギを中心に8〜9種の樹木が使われており、これらは現在も周辺に自生しています。特にブナは積雪荷重に耐える構造材として重要であり、地域の森林資源と建築技術の関係を示す伝統的知識が明らかになりました。 -
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豪雪地に建つ伝統的木造民家の古材の強度特性|Feb.2016
日本の豪雪地に建つ伝統的民家の古材について、ブナ・ナラ・トチ・スギの4種を対象に曲げ強度とヤング係数を測定しました 古いブナ材は現代材よりも高い曲げ強度を示し、ブナとナラはヤング係数も高いことがわかりました。これらの結果から、ブナ材は長年の使用により強度が増し、積雪荷重への耐性が高まった可能性が示唆されています。 -
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伝統的木造民家の構成樹種の同定方法|Mar.2014
伝統的木造民家の建材に使われた樹種を正確に同定するため、ミクロトームを用いた木材切片作製法を紹介します。従来の徒手切片法に比べ、安全かつ効率的に切片を得られます。スギやアカマツ、ブナ、キハダなどの木材組織の特徴を顕微鏡で観察し、樹種を判別します。地域材の利用や伝統的資源管理の理解に貢献する手法として意義があるとされています。
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