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東北の豪雪農村地域における伝統木造民家の適材適所の樹種選択(英文)|May.2023
豪雪地域である福島県只見町において、1845〜1940年頃に建てられた11軒の木造農家に使用された構造材の樹種を特定しました。2000点以上の部材から14種が確認され、主要材はスギ44%、ゴヨウマツ39%で、重要な構造部に広く使われていました。ブナは7%で梁や桁に利用されていました。住民への聞き取りから、材は1km以内の私有林や共有林から伐り出され、地元の職人が選木・搬出していたことが判明しました。雪崩の多い複雑な植生環境でも、入手可能な高木種を選んで家屋材として利用していたと結論づけられます。 -
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豪雪地にたつ伝統木造民家の構造材の樹種組成:長野県飯山市小菅地区の農家建築1事例|Mar.2017
2012年、長野県飯山市小菅地区の江戸後期築と推定される茅葺き民家の解体時に、104の構造材から試料を採取し、木材の樹種を同定しました。99部材から10〜11種が確認され、スギ、ブナ、アカマツが多く、垂直材にスギ、水平材にブナやアカマツが多用されていました。特にブナの使用は豪雪地の民家に共通する特徴だとわかりました。 -
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豪雪地域にたつ伝統木造民家の構造材にみる樹種選択 ―長野県飯山市柄山集落の古民家4事例―|Oct.2016
日本の豪雪地帯にある農村で築100年以上の伝統的民家4棟の構造材の樹種を調査しました。各民家には3〜4種、全体で5種の木材が使用されており、ブナ、ナラ、スギは全棟に共通していました。特に曲げに強いブナは梁や小屋組に多用されており、豪雪地では樹種ごとに用途を使い分ける傾向が示唆されています。 -
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豪雪地にたつ伝統木造民家の使用木材の樹種組成 : 長野県飯山市西大滝地区の古民家1事例|Mar.2016
この研究は、長野県飯山市西大滝地区にある築200年以上と推定される古民家を対象に、構造材として使用された木材の樹種を調査したものです。調査の結果、ブナやスギを中心に8〜9種の樹木が使われており、これらは現在も周辺に自生しています。特にブナは積雪荷重に耐える構造材として重要であり、地域の森林資源と建築技術の関係を示す伝統的知識が明らかになりました。 -
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豪雪地に建つ伝統的木造民家の古材の強度特性|Feb.2016
日本の豪雪地に建つ伝統的民家の古材について、ブナ・ナラ・トチ・スギの4種を対象に曲げ強度とヤング係数を測定しました 古いブナ材は現代材よりも高い曲げ強度を示し、ブナとナラはヤング係数も高いことがわかりました。これらの結果から、ブナ材は長年の使用により強度が増し、積雪荷重への耐性が高まった可能性が示唆されています。 -
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豪雪地帯における伝統的民家の樹種選択と里山の利用|Jul.2014
長野県桑名川地区の伝統的民家(R.Y家・H.Y家)を対象に、建築部材の樹種と周辺里山の植生を調査しました。スギやブナ、ナラ類など多様な樹種が用途に応じて使い分けられ、建材は主に里山から調達されていました。建築年代や地形、森林管理の違いが樹種選択に影響し、地域内でも民家の構成樹種に差異が生じることが明らかとなりました。 -
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伝統的木造民家の構成樹種の同定方法|Mar.2014
伝統的木造民家の建材に使われた樹種を正確に同定するため、ミクロトームを用いた木材切片作製法を紹介します。従来の徒手切片法に比べ、安全かつ効率的に切片を得られます。スギやアカマツ、ブナ、キハダなどの木材組織の特徴を顕微鏡で観察し、樹種を判別します。地域材の利用や伝統的資源管理の理解に貢献する手法として意義があるとされています。 -
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豪雪地帯における民家と自然環境の関係性 : 長野県北安曇郡小谷村伊折にたつ民家を対象として |May.2013
豪雪地帯・小谷村伊折の民家を対象に、植生と建築の関係を分析した研究です。地域の森林構成を踏まえ、民家部材の樹種判定を行い、スギ・クリ・ケヤキ・アカマツなど里山林に分布する樹種が柱・土台・梁などに適材適所で使い分けられていることを確認しました。また架構図からも部材ごとの明確な樹種選択が読み取れ、自然環境と民家構法が密接に結びつく実態が示されています。 -
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豪雪地帯における伝統的民家と里山林の構成樹種にみられる対応関係|Aug.2010
長野県飯山市の豪雪地帯で、築115年以上の民家に使われた木材と周辺里山林の樹種構成を比較しました。スギの使用量が最も多く、1部材当たり体積はブナが最大でした。周辺林分はブナ・コナラ類・スギから成り、建材構成と類似していることがわかりました。大径ブナが優占する林分は水源林としてだけでなく建材供給地でもあった可能性が示され、豪雪地帯でブナが主要構造材に用いられたことは地域の風土に適した建築様式と考えらます。 -
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長野県北安曇郡小谷村の茅葺き屋根普請に関する復原的考察|Jul.2010
長野県北安曇郡小谷村には、継続的な利用がなされている牧の入茅場があります。この茅場を対象に、物的・人的資源の把握から小谷村における茅葺き屋根普請の復原を行いました。まず、茅葺き屋根の普請の工程と各作業を確認しました。つぎに、物的資源として、茅場における小茅の採取量と屋根の葺き替えにおける小茅の茅量を把握しました。さらに、人的資源として、各作業における職人および住民の労力量を明らかにしました。
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