豪雪地帯における伝統的民家と里山林の構成樹種にみられる対応関係|Aug.2010

日本森林学会誌 92(3): 139-144|井田 秀行・庄司 貴弘・後藤 彩・池田 千加・土本 俊和 (2010)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfs/92/3/92_3_139/_article/-char/ja

長野県飯山市の豪雪地帯で、築115年以上の民家に使われた木材と周辺里山林の樹種構成を比較しました。

スギの使用量が最も多く、1部材当たり体積はブナが最大でした。周辺林分はブナ・コナラ類・スギから成り、建材構成と類似していることがわかりました。

大径ブナが優占する林分は水源林としてだけでなく建材供給地でもあった可能性が示され、豪雪地帯でブナが主要構造材に用いられたことは地域の風土に適した建築様式と考えらます。

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