日本森林学会誌 108(4): 106-111|井田 秀行 (2026)
https://doi.org/10.4005/jjfs.108.106
豪雪地域である長野県小谷村旧戸土集落では、「とうだい」と呼ばれるあがりこ型のブナが残雪上での台伐りによって形成され、1950年頃まで学校のストーブ薪として利用されていたことが住民への聞き取りによって明らかにされました。
これらの「とうだい」ブナは,太い萌芽幹のみを伐り、細い幹を残すことで再び枝が生えるようにする、持続的な資源利用の名残(遺産)といえます。
