ブナ更新の深刻な停滞
松本市牛伏寺の林分はアカマツ・ブナ・コナラの混交林ですが、過去のスズタケ被圧と現在のシカ食害により、低木層や稚樹におけるブナの生育が阻害され、更新が止まっています。
種子生産の不振
過去約20年間でブナの豊作がなく、遺伝的多様性の低下による稔性(種子ができる能力)の低さが指摘されており、次世代を供給する種子自体が不足しています。
将来の遷移予測とリスク
ブナ林の維持は困難で、稚樹が多いナラ類主体の林へ遷移すると予想されますが、シカ食害が続けばナラ類の更新も停滞する恐れがあります。
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