信州大学教育学部附属志賀自然教育研究施設研究業績 38: 5-8|渡辺 隆一・井田 秀行 (2001)
https://buna-lab.jp/wp-content/uploads/sites/10/2026/05/カヤノ平ブナ原生林の研究VI.-20年間1980-2000の動態.pdf
1980年と2000年にカヤノ平ブナ原生林の毎木調査を行い、胸高直径10cm以上の樹木動態を比較しました。
20年間で樹幹密度と胸高断面積はともに減少し、大径木の死亡が主因でした。一方、小・中径木の成長は順調で、更新は維持されていました。直径分布の形は大きく変化せず、バイオマスの減少は極相林にみられる長期的な更新過程の一部と考えられます。
森林動態の理解には長期モニタリングの継続が不可欠であると考えます。