なぜ豪雪地ではブナが純林となるのか? ―葉群フェノロジーの観点からの一考察―|Dec.2005

植物地理・分類研究 53(2): 139-143|井田 秀行 (2005)

https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/records/43393

豪雪地帯のブナ林で、17種の木々の葉の出る時期を1999年と2003年に観察しました。

雪どけが早い年は、ブナは他の木より少し遅れて葉を開きましたが、いったん始まると素早く展葉を終え、十分に競争できました。並年ではほぼ同時に展葉し、ブナが最も早く葉を出しきりました。

豪雪林でブナが優勢なのは、若いブナの展葉の速さと、他の木が雪に長く埋もれて展葉が遅れるためと考えられます。

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