保全生態学研究 11(2): 105-114|井田 秀行・青木 舞 (2006)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hozen/11/2/11_KJ00004412930/_article/-char/ja
信州大学教育学部の学生284名を対象に、幼少期の生活環境と伝統植物・樹木の認識を調査しました。
農村部で育ち高齢者との接触が多い学生ほど自然遊びの経験が豊富でした。春の七草の正答率が高かった一方で、秋の七草やススキ利用の認識は低く、生活様式の変化による伝承の停滞が示唆されました。樹木の認識はサクラ以外、知識やイメージに依存していました。
学生の実態に応じ、地域の風習や季節行事を取り入れた自然教育の必要性が指摘されています。