長野県野尻湖におけるワカサギの湖岸礫浜での定着産卵(英文)|May.2021

Resident spawning of Japanese smelt, Hypomesus nipponensis, along gravel shorelines in Lake Nojiri, Central Japan

Landscape and Ecological Engineering 17: 547-554|Miles I. Peterson et al. (2021)

https://link.springer.com/article/10.1007/s11355-021-00462-x

野尻湖では自然産卵が困難とされていたワカサギ(Hypomesus nipponensis)が、湖岸の浅瀬で産卵している様子が初めて確認されました。

産卵は3月初旬から4月中旬の夜間に行われ、卵は5〜6週間で発眼します。しかし生存率は低く、藻類の繁茂や水流の弱さが影響していると考えられます。

湖内での自然繁殖は可能性があるものの、現状では個体群維持には不十分であり、魚道の整備や砂利の導入、水位管理などの環境改善が求められています。

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