気候変動– tag –
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研究
長野県中部の孤立した2つのブナ林におけるブナの繁殖器官生産量の長期モニタリング(英文)|Mar.2026
本研究は、長野県の2つの孤立したブナ林で、26〜27年間にわたりブナの生殖器官生産を継続記録した長期データセットを報告するものです。データは標準化されたシードトラップ法で収集され、雄花・雌花および6分類の種子密度として整理されました。同一手法により他地域の既存データと比較可能で、結実変動・森林断片化・気候変動の影響解析に重要な基盤となります。 -
論文
松本市牛伏寺ブナ林における気象要素(林内気温・最深積雪・積雪日数)の18年間(2003~2021年)の年次変動|Mar.2025
長野県松本市の牛伏寺ブナ林で、2003~2021年の18年間にわたり、林内気温・積雪深・積雪日数の変化を調べました。年平均気温は10.2℃で上昇傾向があり、最深積雪は平均30cm(最大100cm)でしたが、16冬のうち8冬は積雪がありませんでした。小規模で孤立したブナ林の変化や生物多様性への影響を考えるための、重要な基礎データを示した研究です。 -
研究
志賀高原に生育するオオシラビソ個体群の年輪幅および種子生産量と気候要素の関係|Jun.2021
志賀高原のオオシラビソ個体群を対象に、年輪幅と種子生産量の時系列変動と気候要素との関係を解析しました。年輪幅は春や前年晩秋の気温と正の相関を示し、種子生産量とはトレードオフの関係が認められました。気温や降水量、日照時間が種子生産に与える影響も明らかとなり、気候変動が個体群の成長と繁殖に及ぼす影響が示唆されました。 -
論文
「モニタリングサイト1000」プロジェクトにおける日本全国21森林のリター(落葉・落枝)データ(英文)|Sep.2012
本データ論文は、日本全国21森林で収集されたリターフォール(落葉・落枝など)の大規模データを報告するものです。日本で自由に利用できる最大規模のリター資料です。調査は環境省の「モニタリングサイト1000」の一環として、亜寒帯から亜熱帯までの4つの主要森林タイプにわたる23の恒久プロットで実施されました。2004年から毎月リターを採取し、葉・枝・繁殖器官などに分類しました。これらのデータは季節変動、年変動、地理的パターンの解析に有用で、森林間の比較研究にも活用できます。
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