毎木調査– tag –
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論文
長野県中部における断片化した小規模ブナ林の更新動態|Sep. 2025
松本市牛伏寺のブナ林は、 過去のスズタケ被圧と現在のシカ食害により、低木層や稚樹におけるブナの生育が阻害され、更新が停滞していました。過去約20年間(2005-2024年)でブナの豊作がなく、これは、遺伝的多様性の低下による稔性(種子ができる能力)の低さが考えられ、次世代を担う種子自体が不足しています。今後、ブナ林の維持は困難であり、稚樹が多いナラ類主体の林へ遷移すると予想されますが、シカ食害が続けばナラ類の更新も停滞する恐れがあります。 -
研究
モニタリングサイト1000森林・草原調査コアサイト・準コアサイトの毎木調査データの概要|Mar.2010
モニタリングサイト1000は環境省生物多様性センターの事業です。そのうち森林・草原調査では、樹木、地表徘徊性甲虫、鳥類を指標生物群として定め、2004年よりモニタリング調査を行っています。本稿では、コアサイト・準コアサイトで取られた樹木に関するデータ(毎木調査データ)が研究・教育・保全政策などに広く活用されるよう、その概要を紹介し、データの活用方法について提案しています。
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