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研究
松本市牛伏寺ブナ林における気象要素(林内気温・最深積雪・積雪日数)の18年間(2003~2021年)の年次変動|Mar.2025
長野県松本市の牛伏寺ブナ林で、2003~2021年の18年間にわたり、林内気温・積雪深・積雪日数の変化を調べました。年平均気温は10.2℃で上昇傾向があり、最深積雪は平均30cm(最大100cm)でしたが、16冬のうち8冬は積雪がありませんでした。小規模で孤立したブナ林の変化や生物多様性への影響を考えるための、重要な基礎データを示した研究です。 -
研究
松本市牛伏寺ブナ林における20年間(2005~2024年)のブナ繁殖器官の生産量(英文)|Mar.2025
長野県松本市の孤立したブナ林において、2005〜2024年の20年間にわたるブナの繁殖器官生産を継続的に記録したデータ論文です。種子生産量は年変動が極めて大きく、豊凶の顕著なマスティング現象が確認され、虫害や不稔種子の割合も年ごとに大きく異なりました。 本データセットは、森林の孤立化や気候変動がブナの繁殖成功に及ぼす影響を評価するための基礎資料を提供します。 -
報告
信州大学教育学部長野キャンパスの樹木|Mar.2024
信州大学教育学部キャンパスの木本植物を2023年に調査したところ、95種が確認されました。これらの樹木は、景観・環境・学習素材など、学生や教職員、地域住民に対して多様な価値を提供するものです。 教育活動への活用や日常生活での利用など、多面的な可能性を有していることが示唆されました。 -
研究
長野県小谷村に残る伝統的茅場の昆虫相(続々報): 2020年から2022年の調査結果|Mar.2023
長野県小谷村の伝統的茅場「牧の入茅場」にて、2020年から2022年にかけて昆虫相調査を行い、合計14目128科505種を記録しました。2022年には285種が確認され、そのうち114種が本調査地における新たな追加記録でした。特にコウチュウ目・ハチ目・チョウ目で多くの新記録が得られています。また、バッタ類の疫病による大量死や、ハナバチ類の営巣活動およびそれに伴う捕食・寄生関係など、生態学的にも興味深い現象が観察されました。 -
論文
豪雪地帯の標高と来歴の異なるブナ林分における24年間(1999-2022)のブナ繁殖器官の生産量(英文)|Mar.2023
長野県飯山市の3つのブナ林(奥山成熟林・農村二次林・市街地孤立林)で、1999〜2022年の24年間にわたりモニタリングしたブナの花や実の生産量のデータを公開するものです。森林の断片化が進む中、ブナの豊凶現象の実態や気候変動の影響を評価する貴重な基盤資料となり得ます。ブナの実はツキノワグマの主要食物であり、凶作年のクマ出没予測や地域資源としての活用にも役立つと考えます。
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