ササ草原– tag –
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論文
南西日本のササ草原-落葉広葉樹林帯におけるブナおよびミズナラ実生への齧歯類による食害(英文)|Apr.1996
南西日本・十方山のササ草原~落葉広葉樹林帯で、ブナとミズナラ実生の初期死亡に及ぼすササ被覆の影響を調べました。最も多い死亡要因は齧歯類による茎の食害で、ブナ林ではササ下で食害が増え、ササが齧歯類の良好な生息環境となる可能性が示されました。ミズナラ林では死亡率は低いが、堅果は定着前に消失し更新が阻害されると考えられました。ササ草原では種子供給が少なく、ササの有無に関わらずほぼ全てが食害で死亡し、齧歯類がササ草原維持に重要な役割を果たすと示唆されました。 -
論文
ササ草原における温帯夏緑樹林の更新―ブナ林-ミズナラ林-ササ草原の帯状分布の形成過程―|Dec.1994
十方山のブナ林-ミズナラ林ーササ草原の系列で植生構造と個体群動態を調べました。山頂のササ草原と斜面のブナ林は約330年以上存続した可能性があることがわかりました。ミズナラ林は伐採後に成立した二次林と考えられ、撹乱後にササ草原が拡大し、その縁辺にミズナラ優占の群落が再生したと考えられます。ササ草原ではササが実生の定着と成長を強く抑制し、さらに強風がササ高を超える稚樹の成長を妨げるため、森林化は進みにくいと結論づけられます。 -
論文
ササ草原におけるブナ林の再生過程 ―ブナとミズナラの個体群生長―|Mar.1993
南西日本・十方山頂付近のブナ林-ササ草原系列で、ブナとミズナラの個体群成長を解析しました。ササ草原側では樹高が低く、胸高直径分布がベル型からL型へ変化し、若い林分が形成されていました。これは撹乱後にミズナラ優占の二次林が発達したことを示しています。ササ草原ではササ葉による抑制で孤立木の成長が悪く、ブナの再生は密度が低いため遅れるが、ギャップ部ではブナ林への遷移の可能性が示唆されました。
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