共著– tag –
-
論文
日本のブナ林における林冠構造と林床木本植物群集構造の関係(英文)|Mar.2022
長野県カヤの平のブナ林で、林冠の葉面積と林床木本群集の構造との関係を調査しました。1haの調査区で林冠LAI(単位面積あたりの葉面積の総和:㎡/㎡)を求め、林床の種構成と一次生産量(ANPPW)を分析した結果、林冠LAIが高いほど林床のANPPWは低く、ANPPWは個体密度と正の相関が見られました。LAIの高低で優占種も異なり、林床樹木は多様な光環境に適応して生産性を高めていることが示されました。 -
木造建築
昭和前期に建てられた木造住宅の使用木材種:広島県福山市松永町の民家の事例|May.2022
昭和前期に建てられた広島県福山市の木造民家を対象に、使用木材の樹種と利用形態を調査しました。マツ属は梁や造作材、スギは柱に多用され、部位ごとに使い分けられていました。地域の自然資源を活用し、資材不足の中でも強度と意匠性を両立していたと考えられます。省資源的な建築技術の好例として、持続可能な社会・生態システムの構築に資する重要な事例です。 -
論文
ブナ成熟林における土壌呼吸の空間的差異は林冠構造を介した土壌水分量によって決まる(英文)|Sep.2021
長野県カヤの平のブナ成熟林において、土壌呼吸(SR)と土壌水分量(SWC)の関係について検証しました。100m×100mの調査区内121地点で測定したSR、土壌温度、SWC、林冠開空度の関係性を調べたところ、SRの変動はSWCと有意な関係があり、林冠開空度がSWCに影響していることがわかりました。森林の炭素循環の解明に新たな示唆を与える研究です。
12