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ブナの森と生きる

雪の多い信州の山あいで、ブナ林や茅場、古民家など、人と自然が長い時間をかけて育んできた風景に目を向け、その意味や価値をあらためて見つめ直す──ブナ研は、そんな研究と実践の場です。

森とともに生きてきた人々の知恵をひもときながら、失われつつある里山の風景や資源に新たな光をあて、未来へとつないでいく方法を考えています。地域の子どもたちや住民と一緒に、自然や文化にふれる場をつくり、学び合いながら小さな実践を積み重ねています。

研究、教育、そして暮らし。そのすべての中に「自然との関係性」が息づくように──ブナ研は、そんな思いで活動しています。

お知らせ

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ブナ研の研究成果と社会活動

ブナ林の生態解明

ブナ林が広がる雪国で、人々の暮らしと森の関わりに目を向け、持続可能な森林利用のすがたを模索する

里山景観の再評価

林地・草地・古民家など、伝統的な資源利用の知恵をひもとき、自然との関わりを再考する

自然・文化とつながる学びの場づくり

子どもや地域の人々が自然や文化にふれる体験を通して、次世代へつなぐ場をつくる

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社会活動

社会に根付かせるためのプロジェクト

代表プロフィール

井田 秀行:いだ ひでゆき
信州大学 教育学部/大学院総合理工学研究科 教授
博士(学術) 専門:森林生態学・景観生態学

原体験は子どもの頃の里山遊び。広島大学で生態学を学び、博士取得後、長野県の自然保護行政に従事。2000年より信州大学勤務。ブナ林の長期モニタリング、茅場の価値評価、古民家の木材の分析など、自然と人との持続的な関係を探る研究に取り組む。

雪国の古民家で、家族(猫3匹、ヤギ2頭も)とともに、過疎集落の中で理想と現実のあいだを行き来しつつ、地域との関わりを通じて、小さな実践を様々に試行錯誤中です。自然との関わりを、暮らしの中で感じながら、ゆるやかに次の世代へつないでいけたらと思っています。息抜きは韓流ドラマ。 

「北信濃の里山を保全活用する会」会長
「いいやまブナの森倶楽部」副会長
「長野県植物研究会」幹事・研究会誌編集委員長